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佐藤珠代のよもやま話

佐藤珠代のよもやま話~最近の純金ジュエリー事情その4~

皆さま、こんにちは。
マチログ(machi blog5回目を担当するジュエリー業界40年以上の佐藤珠代です。
今回は最近のリング(指輪)事情についてのお話です。


リングは、ジュエリーのアイテムの中でも自分自身で着けている状態を見ることができ、結婚指輪や婚約指輪などに代表されるように、ジュエリーの代表選手です。
美しいリングがはめられている自身の指を眺めると気分も上がりますよね。
でも、年齢を重ねるとどうしても節が太くなったり、指自体も太くなったり、手には血管が浮いたりと、リングを敬遠される方も多くなるようです。
年齢を重ねた手や指は、その方の歴史が刻まれ、だからこその美しさもあると思います。
若いころには似合わなかったボリュームのあるリングなども似合うようになるし、以前は選ばなかったようなデザインを楽しむこともできますよね。
それに最近はリングの製作技術も多様化、向上もしているので、悩みのある指にも美しく着けられるデザインが出てきています。
と言っても、リングというとサイズが問題で、年齢とともにサイズが変わったり、季節によっても朝晩で違ったり。それもリングを敬遠する最大要因ですよね。

指輪の画像
最近は形状記憶やストレッチ機能でフリーサイズで着けられ、しかもデザインのが多く出回っています。
形状記憶タイプはミラーボールなどを連ねたリングの腕の中芯に形状記憶合金を入れ、腕を広げても形が崩れない機能で指にはめるときに広がり、場合によっては指に巻き付けたりして装着します。
ストレッチ機能のものはパイプ状のリングの腕の中に一回り細いパイプを通し、さらにその中にバネを入れているもので、輪ゴムのように伸びますが、伸びても細いパイプは外側と同素材だったり、ステンレスなので違和感なく着けられます。
もっと簡単なものでいえば、チェーンのフリーサイズアジャスターのような先端にしたチェーンリングもあります。
いずれも調整が簡単にできるので着けやすく、サイズのストレスを緩和させたものです。
デザイン部分もいろいろ出ていますので、お好きなタイプを選んでリングを楽しんではいかがでしょうか。
サイズが分からない方へのプレゼントとしてもおすすめです。